一級建築士事務所による三鷹市、武蔵野市、多摩地区の新築注文住宅・リフォーム・二世帯住宅・高性能住宅

【開催報告】武蔵野市M様邸の構造見学会を開催しました

いつも司建築計画のHPをご覧いただきありがとうございます。

 

7月29日、30日にお施主様のご厚意のもと、武蔵野市中町のM様邸にて構造見学会を開催しました。

暑い中、ご来場いただいたお客様、誠にありがとうございました!

M様邸は東京ゼロエミ水準3をクリアした高気密・高断熱・省エネなお宅です。

構造見学会では、司建築計画が作る家の中身、構造、こだわりをご覧いただきました。

まだ断熱材を吹き付けた状態ですが、駅近で、人気のエリアの住宅密集地に建てる二世帯住宅のM様邸の

間取りの工夫もご覧いただけたかと思います。

 

この週末は最高気温35℃を超える酷暑日でした。

駅近くとは言え、ご来場されたお客様たちも、出迎える私たちも汗だくの状態での見学会でした。

本当に暑い中、ご来場いただきありがとうございました。。。

建物に入ると、外に比べると涼しい・・と皆さんおっしゃっていました。

気密測定を実施していたため、2階につけたエアコン1台を付けたり、消したりしながらの見学会でしたが、

断熱材の効果を体感頂けたと思います。

 

 

 

外観

 

構造の説明をする現場監督

 

三鷹駅からほど近いM様邸。

M様邸は完全独立型の2世帯住宅なので、玄関ドアは2つありますが、中に入るとまだ壁の仕切りはなく、全体が1つの空間になっています。

基礎断熱と床断熱の違い、前回の完成見学会でご覧いただいたスーパーウォール工法の断熱材との違いなど

ご来場いただいたお客様からは色々な質問をいただきました。

 

断熱材を吹き付けた後。梁や柱の構造を見ることができます

 

構造をイラストで説明

 

今回のM様邸では、現場発泡型ウレタンフォームの日本アクアのアクアフォームを使用しています。

アクアフォームは高い断熱性能の断熱材で、東京ゼロエミ水準3をクリアするために、壁は100㎜、屋根は200㎜の厚さに吹き付けています。

M様邸の断熱性能を表す数値「UA値」は0.44。UA値は設計段階で計算で算出できる断熱性能の数値になります。

UA値0.44はHEAT20のG2レベルをクリアする性能値です。

気密測定中

 

気密測定結果

 

そして、現場でしから分からないのが気密性能の数値C値です。

専門家による気密測定の結果、M様邸の隙間面積「C値」は、0.35㎠/㎡でした。

家全体の隙間が8.43cm角の面積だけという結果が出ました。

M様邸は、気密性能にも断熱性能にも優れたお宅であると言えますね。

 

最後になりましたが、M様、大切なお宅を見学会に貸していただき、誠にありがとうございました。

これから、11月末まで工事が続きますが、引き続きよろしくお願いいたします。