一級建築士事務所による三鷹市、武蔵野市、多摩地区の新築注文住宅・リフォーム・二世帯住宅・高性能住宅

標準仕様

標準仕様

構造 すべての建物で耐震等級3を確保

司建築計画は、お客様が安心して長く暮らせる家のために、何よりもまず耐震性能の高い家を目指します。

 

 

近年相次ぐ地震において、建築基準法で定める基準だけを満たしただけでは、家屋の倒壊を防ぐには十分とはいえず、家族の安心・安全を思い、建てる住まいには高い耐震構造を持つ住まいづくりが必要です。

耐震等級3

 

住宅の耐震性能を高めるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。司建築計画では、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現した構造パネルを採用。壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になります。

すべての住宅に「耐震等級3」の基準を満たした構造計画を行い、建てる住まいには高い耐震構造を持つ安心・安全の家づくりを行います。

べた基礎コンクリート部分の厚さを15cmにして通常より厚みを持たせたり、上部の鉄筋端部をU字に曲げたり、1つ手を加えることでより強くて長持ちする家づくりをしています。

工法

在来工法

 

司建築計画では木造軸組工法を基本とした家づくりをしています。
日本の住宅で最も一般的な工法で、在来工法とも言われており、柱と梁で構成していく工法です。

木造軸組工法の特長は、窓や出入口などの開口部が大きく作れ、間取りの自由度が高いこと、増改築もしやすいことなどが挙げられます。

長期優良住宅の基準をクリア

長期優良住宅

司建築計画では、長期優良住宅の基準をベースとした設計を行っています。長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するために、構造や設備、維持保全に関しての基準を定めたものです。

住宅の耐久性を高めて、安心の住まいづくりをできるだけでなく、補助金の活用や税制上の優遇などメリットが多い制度でもあります。
(長期優良住宅の申請費用は別途です。)

全棟構造計算を実施

 

建築基準法では延床面積で500㎡以下、二階建て以下の木造住宅では「構造計算」は、義務化されていません。
しかし、司建築計画では、全棟構造計算を行っています。
建ってしまうと見えなくなる構造だからこそ、しっかり確認、納得してほしいと考えています。

 

内部仕様

無垢の床材

無垢の床材

木の持つ素朴で優しい風合いと素足にしっくりとなじむ無垢の床材。

無垢の木は、断熱性・耐久性が高く、室内の湿度が高い時には湿気を吸収し、低い時には吐き出す調湿機能があります。本物の木の持つ調湿作用は四季を通じて快適な空間を保ちます。
化学物質の発生を抑え、シックハウスやアレルギー対策にも有効です。

珪藻土の壁

珪藻土

珪藻土(けいそうど)とは、長い年月をかけ、珪藻とよばれる植物性プランクトン等が海底や湖底に沈殿した蓄積物です。
内装材としての珪藻土は、調湿効果にすぐれ夏の嫌な湿気を吸収し、冬場の乾燥時期には湿気を放出し、四季を通じて快適な室内環境を保ちます。
住まい手の健康を第一に考え、安心・快適な住空間づくりをご提案します。

断熱材

司建築計画では、お客様の家に求める性能値や予算に応じて断熱材をご提案いたします。

以下は、取り扱っている主な断熱材です。

LIXIL「スーパーウォール」

構造パネルと一体となった硬質ウレタンフォームの断熱材

在来木造軸組工法をベースに耐震性能や気密性能、断熱性能、遮音性を高める特長をもつパネル工法です。

構造パネルと一体となった硬質ウレタンフォームの断熱材を使用します。

メーカーが断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。

高い性能を安定して発揮できるよう、LIXILの工場で厳しい品質管理のもと図面をもとに工場で

カットされた状態で現場に運ばれて来るため、品質に差がありません。

※弊社は『スーパーウォールビルダーズファミリー』の会員です。

 

吹付け硬質ウレタンフォームの断熱材(日本パフテム「モコフォーム」)

現場で吹付け、発泡する硬質ウレタンフォーム

現場吹付の発泡硬質ウレタンフォームです。躯体の隙き間に沿って発泡するので、高い気密性を確保できます。

吹き付ける厚みにより、断熱性能を上げることができます。

発泡剤にフロンではなく水を使っているため、地球にやさしいのが特徴です。

 

 

その他、外断熱などもご提案しています。詳しくはお尋ねください。

 

Low-E複層ガラスのサッシ

断熱窓

窓の室内側には、断熱性・防露性に優れた『樹脂』のメリットをプラスしたことにより高い断熱性能を実現。

Low-E複層ガラスで窓周辺を外気の影響から守り、不快な結露の発生を減らして健やかな室内環境を保ちます。

 

住宅設備

住宅設備

「暮らしやすさ」をテーマに、信頼性の高い国内一流メーカー品を厳選して使用しております。

いつでもキレイなキッチンを実現するために、お手入れ簡単で家事時間の短縮を実現。また、地震やコンロ火災などに、万全の配慮をしているので安心です。

住宅設備

ゆったりとした浴槽は安全で心地よくくつろげる空間。快適なバスタイムを実現させます。

住宅設備

デザイン性のみならず、機能性も兼ね備えた洗面化粧台は、使いやすさはもちろん、すっきり片付く収納アイテムがいっぱい。

家族が気持ちよく過ごせるように、お手入れ簡単でいつもキレイを保てます。

無垢材について

 

弊社では無垢材の床を標準仕様としております。様々な効果がある自然素材として、近年建築に使用する建材の中で注目を集めていますが、少し詳しく「無垢材」について、その特徴や種類などをご紹介致します。

無垢材というのは、原木から必要なサイズに切り出した木材のことです。つまり、木をそのまま切り出しただけの状態のことを指しています。化学物質などを一切含んでいないため、人体への悪影響がない自然素材として注目されています。その背景としては、シックハウス対策等が挙げられます。これまで当たり前のように使用されてきていた建材の中には、シロアリ防除などを目的とした「有機化合物」をはじめ、有名なアスベストを含む「鉱物繊維」などの有害物質が存在していました。そこで、安心安全に暮らすことが出来るように自然素材を取り入れようという風潮が徐々に強くなりました。

ちなみに、一般的にフローリングなどに使用されている木材は何かというと「集成材」というもので、これは小さく切ったたくさんの木材を乾燥させ、接着剤でくっつけることで出来る人工の木材です。強度と品質に定評があり、サイズや形状の自由度が非常に高いことから、どのような箇所にでも使用できるということでこれまで広く使用されていました。集成材にも当然メリットがありますので決して無垢材に劣るというわけではないものの、無垢材ならではの特徴や効果もとても魅力的であることは間違いありません。

 

無垢材の特徴

無垢材の特徴ですが、1つ目は「美しい木目を楽しむことが出来る」というものです。集成材の場合には異なる木材を接着するため木目がバラバラになってしまいますが、無垢材の場合には原木から切り出したままの状態ですので、木目の美しさをそのまま楽しむことが出来るのです。木目は世界に同じものは2つとない自然が作り出した模様です。そんな素晴らしいものを自宅でいつでもそばに感じることが出来ます。

2つ目の特徴は「優れた調湿性と断熱性」です。日々の生活の中で室内の湿度は目まぐるしく変化をしますが、湿度が高いと家具や柱などの劣化が進行しますし、反対に低い場合には風などに対する防御機能が低下したり静電気が発生しやすくなってしまいます。無垢材は調湿性が高いため、室内の湿度を一定に保つことが可能です。また、断熱効果も優れており、その効果はコンクリートの2倍ともいわれるほどです。夏場や冬場であっても過ごしやすくなりますので、快適な暮らしに対する大きな効果と言えるのではないでしょうか。

一方で、無垢材を作り出すためには原木の性質や特徴を理解していなければならないため、取り扱いが難しいという面もあります。弊社では熟練の職人の方が施工しており、床材は基本的に無垢材をご提案しております。

無垢材の種類

無垢材の種類に関しては、原木をそのまま切り出しているものであるため原木の種類ということになります。それぞれの原木の特徴がそのまま活かされることになりますので、使用する箇所やどのような環境にしたいのかという想いによって決めるといいのではないでしょうか。

ヒノキ

無垢材の中でも最高級の素材がヒノキです。弊社では構造体に使用しています。

オーク

非常に硬いというのが最大の特徴であるオークは、その特徴を生かして最高級家具の素材として用いられています。傷がつきにくく高級感のある仕上がりになります。弊社でも人気のある床材です。

ナラ

タモによく似ていますが、ナラ特有の虎斑(トラフ)が見られます。弊社ではよく使用する床材の一つです。明るさを少し抑え、落ち着いたイメージの床になります。

カバ

弊社の標準の床材です。明るい色味で、木目も淡く、シンプルなインテリアに最適の床材です。

 

無垢材を使用する場合の注意点

無垢の床材では、オイル仕上げとウレタン仕上げがあります。オイル仕上げは木の風味を味わえる一方、傷に弱いということもあります。傷も「味」としてとらえられる方には最適です。

一方、ウレタン仕上げは傷や水分に強いという特徴があるため、お子様のいるご家庭やキッチンまわりでは、ウレタン塗装をお勧めしています。

自然塗料

自然素材_自然塗料

司建築計画の住宅では、お客様のご要望によってデスクカウンターや棚など、造作家具を製作しています。その仕上げとして塗料を塗りますが、弊社では自然塗料の「オスモ」を塗布しています。

オスモカラーは植物油(ひまわり油、大豆油、あざみ油)と植物性ワックスからできた自然塗料です。木の呼吸を妨げず、化学物質を一切含まず、食品と同レベルの高い安全性のため、小さなお子様のいるご家庭でも安全に使うことができます。