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先週2月18日、19日にお施主様のご厚意のもと、三鷹市上連雀のH様邸にて構造見学会を開催しました。
ご来場いただいたお客様、誠にありがとうございました!
構造見学会は、建て方工事が終了し、サッシが入り、断熱材を施工した状態で開催しますので、
家の骨組みや断熱材の状態を実際に見ることができます。
モデルハウスなど完成している家では見ることができない、「家の中身」を確認し、
家づくりについて勉強できる貴重な機会です。
高い断熱性と省エネ性能で東京ゼロエミ水準3をクリアしたお宅での見学会でした。
H様邸は、外張り断熱で断熱性能を確保しています。
外張り断熱とは家を外からすっぽりと包みこんで家の断熱をする施工のことです。
家の外側に断熱材を貼り、人で例えるなら服を着せてあげましょうという断熱方法になります。
外張り断熱では柱の外側で断熱するので、夏・冬を通して壁体内も室内と近い環境になり、室内との温度差が少なくなります。
断熱材には、フェノバボード(フクビ化学工業株式会社)を採用しています。
フェノバボードは微細な気泡に断熱材ガスを密閉することで、熱伝導率0.019W/(m・K)という非常に優れた断熱性能を実現しています。
18日には専門家による気密測定を開催しました。
気密測定では、家の中に存在する隙間がどのくらいあるのか?をC値という数値で計測します。
優れた断熱材を使っても、隙間の多い家では、温まった空気や冷やした空気が外に漏れてしまいます。
司建築計画では、全棟で気密測定会を実施し、お客様に公開しています。
測定結果は、C値=0.48㎠/㎡でした。
弊社の基準としているC値0.5以下をクリアした気密性能結果となりました。
家の中では、国産のヒノキの柱や構造材に触れることができます。
また弊社で使用している標準仕様や今回H様が採用されたタイルやフローリングのサンプルも展示し、
完成した際のイメージを確認できます。
H様邸は、この後も内装工事、屋根・外装工事と工事が進み、5月ごろ完成予定です。
「坪庭のあるカッコいいZEH仕様の家」として、完成見学会も開催しますので、是非完成を楽しみにしてください。
最後になりましたが、H様、大切なお宅を見学会のためにお貸しいただき、誠にありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いいたします。スタッフA