一級建築士事務所による三鷹市、武蔵野市、多摩地区の新築注文住宅・リフォーム・二世帯住宅・高性能住宅

【開催報告】狛江市S様邸の構造見学会を開催しました

いつも司建築計画のHPをご覧いただきありがとうございます。

 

9月7日、8日にお施主様のご厚意のもと、狛江市和泉本町S様邸にて構造見学会を開催しました。

暑い中、ご来場いただいたお客様、誠にありがとうございました!

S様邸は東京ゼロエミ水準3をクリアした高気密・高断熱・省エネなお宅です。

構造見学会では、司建築計画が作る家の中身、構造、こだわりをご覧いただきました。


9月に入ったとはいえ、この週末も日中は35℃近くまで気温があがりました。

8日は気密測定のために、測定中はエアコンを停止していた為、ご来場いただいた皆さまも暑かったかと思いますが、

見学会用に設置したエアコン1台を稼働させると家全体が程よく冷え、家の断熱材の効果を体感頂けたと思います。

外観

弊社の家づくりの説明

 

今回のS様邸では、コーチパネルの上に現場発泡型ウレタンフォームの日本アクアのアクアフォームを使用しています。

アクアフォームは高い断熱性能の断熱材で、東京ゼロエミ水準3をクリアするために、壁は90㎜、屋根は200㎜の厚さに吹き付けています。

断熱材を吹き付けた後には、内部結露をしないように躯体内の湿気を管理する調湿気密シートを張り巡らせます。

気密測定の様子

調湿気密シートを説明の為、一部エリアに貼っています

 

8日には気密測定士による気密測定会を実施しました。

気密の大切さ、気密性能が良いと、部屋の冷えた空気や温まった空気が外に逃げないため、省エネであること、

防音性にも優れていることなどを説明していただきました。

家の中にある風を強制的にを排出する装置を使って、空気の通気量を計測します。

風を排出し、家の中に圧をかけている途中は、東京ドームや音楽ホールのように玄関の扉が重たくなかなか開きません。

断熱材を吹く前のコーチパネル

気密測定結果

 

専門家による気密測定の結果、S様邸の隙間面積「C値」は、0.37㎠/㎡でした。

家全体の隙間が7.48cm角の面積だけという結果が出ました。

司建築計画では、このように全棟で気密測定を実施してお客様に公開をしています。

 

最後になりましたが、S様、大切なお宅を見学会に貸していただき、誠にありがとうございました。

これから、12月まで工事が続きますが、引き続きよろしくお願いいたします。