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自然素材の家づくり!新築におすすめの「無垢材」について

自然素材の家づくり!新築におすすめの「無垢材」について

「無垢材」というものをご存知でしょうか?普段あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、様々な効果がある自然素材として、近年建築に使用する建材の中で注目を集めているのです。そこで今回は「無垢材」について、その特徴や種類などをご紹介致します。

無垢材とは

無垢材というのは、原木から必要なサイズに切り出した木材のことです。つまり、木をそのまま切り出しただけの状態のことを指しています。化学物質などを一切含んでいないため、人体への悪影響がない自然素材として注目されている建材というわけです。その背景としては、シックハウス対策等が挙げられます。これまで当たり前のように使用されてきていた建材の中には、シロアリ防除などを目的とした「有機化合物」をはじめ、有名なアスベストを含む「鉱物繊維」などの有害物質が存在していました。そこで、安心安全に暮らすことが出来るように自然素材を取り入れようという風潮が徐々に強くなったのでした。

ちなみに、一般的にフローリングなどに使用されている木材は何かというと「集成材」というもので、これは小さく切ったたくさんの木材を乾燥させ、接着剤でくっつけることで出来る人工の木材です。強度と品質に定評があり、サイズや形状の自由度が非常に高いことから、どのような箇所にでも使用できるということでこれまで広く使用されていました。集成材にも当然メリットがありますので決して無垢材に劣るというわけではないものの、無垢材ならではの特徴や効果もとても魅力的であることは間違いありません。

無垢材の特徴

無垢材の特徴ですが、1つ目は「美しい木目を楽しむことが出来る」というものです。集成材の場合には異なる木材を接着するため木目がバラバラになってしまいますが、無垢材の場合には原木から切り出したままの状態ですので、木目の美しさをそのまま楽しむことが出来るのです。木目は世界に同じものは2つとない自然が作り出した模様です。そんな素晴らしいものを自宅でいつでもそばに感じることが出来るというわけです。

2つ目の特徴は「優れた調湿性と断熱性」です。日々の生活の中で室内の湿度は目まぐるしく変化をしますが、湿度が高いと家具や柱などの劣化が進行しますし、反対に低い場合には風などに対する防御機能が低下したり静電気が発生しやすくなってしまいます。無垢材は調湿性が高いため、室内の湿度を一定に保つことが可能となるのです。また、断熱効果も優れており、その効果はコンクリートの2倍ともいわれるほどです。夏場や冬場であっても過ごしやすくなりますので、快適な暮らしに対する大きな効果と言えるのではないでしょうか。

一方で、無垢材を作り出すためには原木の性質や特徴を理解していなければならないため、取り扱いが難しいという面もあります。熟練の職人の方であれば問題はありませんが、誰でも簡単に扱うことが出来るわけではないため、取り扱う業者も限られます。また、集成材に比べて反りや割れが発生しやすいため、長期的に見た場合に隙間やひび割れの確率が高まる可能性もあります。

無垢材の種類

無垢材の種類に関しては、原木をそのまま切り出しているものであるため原木の種類ということになります。それぞれの原木の特徴がそのまま活かされることになりますので、使用する箇所やどのような環境にしたいのかという想いによって決めるといいのではないでしょうか。

ヒノキ

無垢材の中でも最高級の素材がヒノキです。非常に美しい光沢やヒノキ特有の香りが特徴的で、殺菌作用も高く湿気にも強いのでフローリングや柱に最適と言えます。また、耐久性も非常に高くシロアリにも強いので土台部分の素材としても活用されています。

スギ

日本の代表的木材と言えるのがスギです。軽さと柔らかさを兼ね備えており、そのなめらかな肌触りはとても人気があります。ドアや天井の羽目板などによく使用されており、無垢材の中では比較的コストが低いことも特徴です。

オーク

非常に硬いというのが最大の特徴であるオークは、その特徴を生かして最高級家具の素材として用いられています。傷がつきにくく高級感のある仕上がりになるため、建材としてはフローリングの素材で主に使用されます。虎斑(とらふ)という縞模様はオークならではのものです。

無垢材を使用する場合の注意点

無垢材を使用する上での注意点ですが、一つは「十分に乾燥させたものかどうかを見極める」ということが挙げられます。無垢材の特徴として反りや割れが集成材に比べて起こりやすいというものがありますが、よく乾燥させた無垢材の場合にはそうした事が起きにくいと言われています。そのため施工時に使用する無垢材に関しても、十分に乾燥させたものかどうかを確認することで、将来的にトラブルが起きない可能性が高まるのです。

また、「こまめなメンテナンス」にも注意が必要です。無垢材の特徴の一つである「調湿効果」を最大限に活かすためには、表面に何も塗らないかあるいは天然塗料を使用しなければなりませんし、万が一反りが生じてしまった場合にもメンテナンスは欠かせません。少し手間に思えてしまうかもしれませんが、こまめなメンテナンスによって快適な暮らしが続くことになりますので、愛情を持って行うことが大切です。

まとめ

無垢材は原木から切り出した、過ごしやすい環境を作るために欠かせない自然素材です。自然素材であるがゆえのデメリットもありますが、それを補ってあまりあるほどの効果が秘められていますので、お子さんがいるご家庭などには特におすすめの素材です。

「株式会社司建築計画」では自然素材派としてこだわり抜いた家造りをおこなっておりますので、無垢材を使用した物件をお考えでしたらまずはご相談ください。

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